親の意向とは対照的? 将来海外で働きたくないという子どもたち

2016.05.31 子供の未来
将来海外で働きたくない子どもたち

子どもには将来、グローバルに活躍できるようになってほしいと願っている親は少なくありません。

ところが、人材派遣会社アデコが調査したところによると、「子どもが将来、海外で働きたいか働きたくないか」を聞いた結果、6割以上の子どもが、「将来海外で働きたくない」と回答していることがわかりました。

親のグローバル志向とは反対に、内向的な子どもが増えていることが如実に表れる結果となりましたが、私たち親世代は、この結果をどのように受け止めればいいのでしょうか。

 

海外の悪いイメージが先行している?

ここ数年、世界各国で凶悪犯罪やテロが多発しています。このようなニュースを耳にすると、海外への渡航は大人でも慎重になるものです。

子どもも同様に、海外の治安の悪さを敏感に感じ取っていますし、日本はほかの国と比べて圧倒的に犯罪が少ないことも知っています。「海外=危ない」というイメージがつきまとい、子ども達のグローバル志向が育ちにくくなっているのです。

治安の悪いところはあるものの、海外に行かなければ得られない貴重な体験もたくさんあります。では、少しでも海外に興味を持ってもらうために、親はどんなことができるでしょうか。

 

海外に興味を持ってもらうために、海外の文化に触れてみる

最近では英語の習い事に通っている子が増えていますし、小学校の授業で英語が義務化されていて、英語に触れる機会は、私たち親世代が子どもの頃よりもずっと身近にあります。そうした機会をより一層増やしてみましょう。

たとえば、ネイティブの英語を聞いて、異文化に触れることで、より一層海外への関心が高まるでしょう。外国人がいる英語教室に通う、あるいは外国人が多いコミュニティーに参加するなど、日本にはない海外独特の文化を知る機会を設けてみてはいかがでしょうか。

 

海外に興味・関心を向けることは、人生経験や職業の選択肢を増やすことにもつながります。子どもたちには、いろいろな可能性をもっていてほしいですね!

 

まずは、ネイティブによる英語講座スクールにいってみよう!

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