マークシートは鉛筆で！

私立高校では、受験にマークシート方式を採用している学校が多いですね。高校によっては「鉛筆」を持ってくるように指示される場合があります。

これにはいくつか理由があるようで、
１つは「マークシート読み取り機が反応しない」というもの。

学校によって採点方法は違うと思いますが、読み取り機を使っている場合、シャープペンシルの芯では反応しないことがあるそうです。

もう１つは「シートのキズ防止」です。

シャープペンシルで書いた文字はシートにキズが付きやすく、消しゴムで消しても跡が残ります。消えにくいので、正解がわかりにくくなってしまうとのことです。

 

中にはシャープペンシル使用可能の高校もありますが、マークシート方式の試験の場合は、指定がなくても鉛筆を使用したほうが無難ですね。

 

マークシートのために作られた「マークシート用鉛筆」

「マークシート用鉛筆」というのがあるのをご存じですか？　マークシートに特化した鉛筆で、三菱鉛筆、トンボ鉛筆などから発売されています。

 
では、マークシート用鉛筆は、普通の鉛筆とどこが違うのでしょうか？　２社のホームページを見て、その特徴を調べてみました。

 
【 三菱鉛筆 ユニ マークシート用鉛筆】
三菱鉛筆のマークシート用鉛筆の特徴は、「濃い・美しい・消せる」がポイント。マークシートを濃く美しく塗りつぶし、間違えた部分はきれいに消すことができます。

独自技術の「超微粒子配合技術」によって固着性に優れ、マーク部分に手が当たっても汚れにくくなっています。

 
【 トンボ鉛筆 モノ マークシート用鉛筆】
濃く、はっきりとマークできる超微粒子芯を採用したＨＢの鉛筆です。こすれによる汚れの心配もほとんど無く、プラスチック消しゴムできれいに消去できます。多くの試験で使用できる無地鉛筆のラインナップもあります。

 
どちらも鉛筆会社の技術を駆使し、マークシートに最適なマークシート用鉛筆を販売しているようです。
 
ちなみに、ぺんてるやコクヨでは「マークシート用シャープペンシル」というものを販売しています。シャープペンシルが使いたい人は検討されてみては？

 

試験に向けて自分に合った筆記用具を選ぼう

マークシート試験は通常の試験とは感覚が違ってくる場合があります。自分に合った鉛筆はどれかな？と、事前に筆記用具を探しておくと、受験の際に役立つと思いますよ。

 

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