絵本から学ぶ

2018.09.19 子供の未来
絵本

 

中学2年女子です。小さい頃よく母に絵本を読んでもらいました。先日「てぶくろをかいに」という絵本が本箱の奥から出てきました。「自分が子供のころにひどい目にあった里に行けないから、子供一人に行かせる無謀な母親ではないか」と思ってしまいました。こんなことを思ってしまう私は変ですか?

 

 

■うすい学園柴崎代表からのアドバイス

 

絵本をとても大事にされていたのですね。それと今も絵本を手に取って「これ、変じゃない?」なんて感じるあなたの感性が素晴らしいと思いました。

話の内容だけでなく、“いもとようこ”さんの絵も心に残るものですよね。

絵本(童話も含めて)というのは、そもそも矛盾だらけのストーリーなのですが、その矛盾だらけの中に本質が見え隠れして、それをいろんな人がいろんな風に解釈してよいものなのです。

このきつねのお母さんは、自分の過去の経験から子供の自立心や好奇心を狭めてはいけないと思い、苦渋の決断で子ぎつねを買い物に出した・・という考え方だってできませんか?

今、あなたが感じたことを変だと思わず大事にしてください。そしてまた10年20年経った時に同じ本を手に取り、あなたはどんな感覚でそのストーリーを解釈するのかな?

いろんな楽しみ方をしてください。

 

うすい学園の理念は「生徒の可能性を最大限に広げること」

 

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